Caden

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主に家電の備忘録

お手入れ簡単でアプリ対応の加湿器。スマート加湿器2

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冬は寒さもですが乾燥も大敵です。
空気が乾燥していると細菌やウイルスが空気中に飛散・滞留しやすくなり夏時期にくらべて感染症にかかるリスクが上がると言われています。

感染予防ももちろんですが個人的には部屋が乾燥していると肌が痒くなってしまうので加湿器は必須です。

最近購入して使用している加湿器が今まで使用した中でもかなりお気に入りなのでご紹介します。

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スマート加湿器2とは

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タッチパネル式の表示画面で明るさや加湿の強さの切替えが可能

このブログでおなじみのXiaomiの関連企業であるSmartmiが販売している加湿器です。

2という名の通り、これの一つ前の世代の加湿器が以前販売されていました。
ただし日本では1は未発売で、今回の2から日本でも正式に販売されるようになりました。

1との違いはタッチパネル式のディスプレイの有無が主な違いで、多少アップデートはされてますが加湿機能や構造は1・2ともに大きな違いはないようです。

基本スペック

  • 上から注水可能
  • 気化式加湿器
  • 水タンク容量4L
  • 適応面積15~20㎡
  • 最大15時間の連続稼働
  • 内部の除菌処理で、99%の除菌効果
  • アプリによる操作可能

加湿方式の違いと特徴

加湿器には主に3種類の加湿方式があり、それぞれ特徴があります。

超音波式

超音波で水を細かい霧状にして噴射する方式です。
電気代も安く、加湿器自体も低価格で済む場合がおおいです。

低コストかつ加熱もしないため、子供が触っても安全ですが加熱もフィルターもないため水や加湿器の内部が少しでも汚れていたりすると雑菌をそのまま噴射する事になります。

また勢いよくミストが噴射されるので、設置位置によっては視界の邪魔になる可能性があります。

音は他の方式と比べても静かな場合が多いです。

加熱式

水を加熱して蒸気で加湿する方式です。
一昔前にストーブの上などにやかんを置いて沸騰させた蒸気で加湿していたのと同じ原理です。

加熱するので雑菌が空気中に飛散する心配がほぼないことがメリットですが、加熱するために電気代がかかる事と子供が誤って触ると火傷などの危険性があります。 

また、室温によっては加湿器近辺に水滴などが溜まりやすくなる場合もあります。

音は他の方式と比べて大きいです。沸騰による水のポコポコ音も不定期になるものが多いです。

気化式

素材は加湿器によって違いますが、水を吸わせたフィルターに風を当てて水分を含んだ空気を出力する方式。

仕組みとしては水を含ませたタオルや洗濯物に扇風機の風をあてて加湿するのと同じです。

加熱などの処理が不要なので、
電気代が安い・小さいお子さんが触っても安心というメリットがある一方で、
常温の水が常時タンク内に存在しているので雑菌が繁殖しやすく、こまめに手入れをする必要がある場合が多いです。

音は加湿量によりますが、基本的には風を出すファンの音なので最大風量でなければ静かなものが多いです。

今回紹介している「スマート加湿器2」はこの方式の加湿器です。

iPhoneアプリとの連携

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基本の画面

Xiaomi関連製品の多くはMiHomeというアプリで連携することができます。
このスマート加湿器2もアプリに対応しています。

アプリでできること

・電源のON/OFF

・室温/湿度確認

・残水量確認

・現在の運転モード切り替え

・タイマー設定

・通知音やチャイルドロックなどの各種設定ON/OFF

基本的にオートで使用することになるので、あまりアプリから操作することはありませんが水の残量がわかるのと定期的に手入れを促してくれるのは便利です。

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細かい設定も可能&サボっていると掃除を促してくれます

個人的に気に入ってる機能は風乾燥モードです。

他の加湿器では水がなくなると即座に止まるものが多いのですが、
実際は微量に水が残っていたりフィルターが湿っていたりして雑菌が繁殖する温床となる事も多いです。
それを防ぐために、水が無くなった後も稼働し続けフィルターを乾燥させる事ができます。

基本はちゃんと注水するので、この機能が役に立つ事はあまりないのですが
こういった気配りが機能として存在していることに好感が持てます。

使用レビュー

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注水は上から水を入れるだけで簡単

既に2ヶ月ほど使用してみた感想ですが、かなり気に入っています。
※日本発売は1月ですが、グローバル版を取り寄せて購入したので昨年から使用しています。

以前は超音波式や空気清浄機とセットになっていた気化式の加湿機能を使用していましたが、どちらも結構な頻度で手入れをしてあげないとすぐにヌメリや異臭を放つようになってしまい結局使わなくなるか1シーズンで使い捨て前提で買い換えるパターンになっていました。
このスマート加湿器2は割と簡単な手入れだけで問題なく使えるところが一番のお気に入りポイントです。

フィルター自体が気化式によくある布っぽい素材ではなくプラスチッキーな素材で抗菌素材となっているので、手入れの頻度が少なくてすんでいます。

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フィルターはこんな感じで収まってます

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フィルターを外した状態のタンクと上パーツ

基本的には半月に1回くらいの頻度で中身の水を一旦捨てて加湿器の中を除菌シート的なもので軽く拭き取る運用で済んでいます。

あまり放置すると構造上埃を吸い込んでしまって加湿器の水の中に埃の塊が沈んでしまいます。(最初1ヶ月くらい丸々放置したら埃がそこそこ溜まってしまいました)

とはいえ以前まで使用していた加湿器だとヌメリやフィルターから異臭があると、ハイターにつけたりクエン酸重曹のようなものを使用して洗わないと綺麗にならなかった事に比べると手入れはかなり楽になっています。

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フィルターはひねると簡単に分解できます

フィルターは円盤状の吸水性の高い抗菌フィルターが何枚も重なっている構造になっていて、簡単に分解できるようになっています。

本格的な手入れをするときは分解して1枚ずつ洗うようですが、
フィルターは今の所は2ヶ月ほど使用して1回の手入れだけで済んでいます。

その時も試しに分解してみましたが、少しパーツの突起部分に埃が付着している程度だったので分解せずにシャワーなどの水圧で洗い流せば十分だったかもしれません。

使い続けてどうなるか様子見ですが、
現時点で今まで使ったことある加湿器の中では一番手入れが楽です。

まとめ

caden的評価
総合評価 
良い点
  • デザインが良い
  • 2ヶ月ほど使用しているが基本的な加湿機能は問題なし
  • 注水が簡単
  • 手入れが楽
気になる点
  • 湿度の指定はできない
  • 湿度計の精度が若干高めにでる

コスパを考えれば非常におすすめの製品です。

気になる点としては、加湿の設定が弱・中・強・オートの4パターンなので自身で目標湿度的なもの設定する事はできません。

基本はオートで問題ないと思いますが、意図的に狙った湿度にしたいなどの特殊な用途の場合は注意が必要です。(その場合は超音波式とかの方がいいと思いますが)

もう一つは湿度計の表示が恐らくやや高めにでます。
同じ部屋に他の湿度計2つよりも2〜5%ほど高くでる事が多いです。

他の計器がおかしい可能性もあるのでなんとも言えませんが、自身から水気を含んだ空気を出力しているのでどうしても高めにでる傾向があるのかなとも思います。 

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