ロボット掃除機の選び方とおすすめのお掃除ロボット。
個人的に家電の中でも1,2を争うくらいおすすめしたいのが、ロボット掃除機です。
興味本位で購入したのですが、あまりにも便利すぎて生活がとても快適になりました。
ロボット掃除機とは
一般的なタイプについて解説すると、家庭用は、本体内に充電池(バッテリー)を内蔵しており、動作中はコードレスである。
本体の前方側面にはセンサーを備えることで、家具や壁面を衝突するか又は避けるように床面を自律走行しながら、回転するサイドブラシで塵埃を本体下面に集めて吸引・収集してゆく。ほとんど全ての機種[4]が、階段の縁のような段差をセンサーによって感知し避け、落下することはない。
安価なものはバッテリーが切れるまで走り続けるが、中程度以上のものはタイマーによって動作制御され、自動またはボタン操作で起動して一定時間床面の清掃を行うと自ら充電器内に自走して戻り、次回の起動に備えて充電を行うようになっている。
持ってない方でも大体どういうものかはご存じかと思います。
自動で家の中を走り回りゴミを吸引してくれる掃除機全般の事を指します。
メーカーやグレードによって水拭き機能がついていたり、レーザーセンサーにより部屋をマッピングしてくれたりと機能が異なります。
おそらく最も有名なのが以下のルンバシリーズ↓
ロボット掃除機の種類は大きく分けると2種類
ロボット掃除機には「ランダム型」「マッピング型」の2種類があります。
ランダム型
- 文字通りランダムに部屋中を走り回る
- 電池の持つ限りランダムに走り続けて掃除残しを極力少なくする
- 障害物を認識(またはぶつかって)方向転換をしての繰り返し
- ランダムのため運が悪いと全く掃除されないエリアが発生する
- 基本的に1回で隅々まで掃除するのではなく毎日掃除すれば結果的に綺麗になるというような思想
- 1人暮らし等の部屋数が少ない場合はランダム式で十分な場合が多い
- 価格が比較的安い
マッピング型
- ジャイロセンサーやレーザーセンサー・カメラ等の機器が搭載されているモデル
- センサーにより部屋の構造を把握し効率良く掃除をする
- 多くの場合アプリでマッピングデータを閲覧可能
- アプリ上で部屋の地図を指定して特定の場所だけ掃除したり、除外したりすることができる(モデルによる)
- 掃除機の走行したルートをアプリで閲覧できるので掃除残しがないか等を視認することができる
- 基本的に価格が高い
ランダムとマッピングについては以下の動画がとてもわかりやすいです。
ルンバはどうなのか
ロボット掃除機といえばルンバが最も有名だと思います。
ルンバは価格帯によってランダム型(低価格帯)のものとマッピング型(高価格帯)のものにわかれています。
私はルンバを使用した事がないので、あくまで聞いた話ですがルンバは土足文化の米国の自宅に最適化されている事もあり、めちゃくちゃガンガン進むようです。
吸引力が強い半面、家具にも結構ぶつかったりラグやコードも平気で引きずって行くというのは実際に使っている友人から聞いています(木製家具等は傷に注意)。
これは性能というよりは掃除プログラムの考え方でルンバはガンガンぶつかってもいいから隅々まで掃除することを最優先してるのかなと思います。
ネット上の様々な評判を見ていると以下のような意見が多いです。
家具や壁へのぶつかり具合(左が一番ぶつかる)
ルンバ > 中国メーカー > 日本メーカー
コスパ(左が一番コスパ良し)
中国メーカー > ルンバ > 日本メーカー
騒音(左が一番静か)
中国メーカー >= 日本メーカー > ルンバ
厚手のラグ等を自宅にたくさん敷いている場合はルンバでも良いと思いますが、個人的には日本の自宅には中国製のロボット掃除機の方が合っていると思います。
正直価格もルンバと同等性能でもかなり安いです。
ただしゴミをホームベースで自動吸引してくれる最高級モデルは、このゴミの吸引を魅力に感じるのであればアリだと思います。
日本メーカーは、正直現時点では性能面や価格面で勝負しても中国製やルンバより劣っているものが多くオススメできません(最近Panasonicは大分頑張ってはいますが...)
あとルンバは割とみんな口を揃えて言いますが、結構うるさいみたいです。
中国製メーカーは吸引力設定にもよりますが、自宅で作業しながら掃除しても気にならないくらい静かなモデルもあります。
実際におすすめのモデル
ランダム型のおすすめ
Ankerの家電ブランドであるeufyの定番モデルです。
発売から時間が経っているということもあり、15,000円程度で購入可能です。
ランダム式としては十分な性能と、一般的なロボット掃除機より薄型なのでテレビ台の下など普段掃除しづらいところにも入ってくれます。
Ankerは製品の保証期間を2年に延長しましたので、もし途中で不具合が出ても安心です。
過去何度かAnker製品の不良交換を依頼したことがありますが、こちらに不備がなければすぐに交換対応してもらえるので信頼できるメーカーです。
このモデルは私も以前使用していましたが、とても良かったです。
この掃除機でロボット掃除機に感動し、より上位のマッピング型のものに買い替えました。
入門機としてはとても良いとおもいます。
eufyのものとほぼ同等の性能で、こちらのほうがちょっとだけ安いです。
実はeufyの11sはこのILIFEのOEMと巷では噂されており中身はほぼ一緒となります。
少しでも安いものを求めている人はこちらでも良いかもしれません。
マッピング型のおすすめ
私個人はXiaomiのロボット掃除機を使用しており、本当はそちらをおすすめしたかったのですがAmazonで購入出来るもののほうが良いかなと思ってこれを選びました。
またもやAnkerのロボット掃除機ですが、まさに全部入りです。
同じく家電好きの友人が使用しているのを見せてもらいましたが、とても良い製品でした。
マッピングの精度も高く、特定のエリアをアプリから侵入禁止設定にできるのですがかなり正確に反映されていました(もちろん特定のエリアのみ掃除するように指定することも可能)
5万円ほどでルンバの高級モデルとほぼ同等なので、かなりお得です。
実はこの掃除機ですが、私が使用しているXiaomiの掃除機に形もアプリもそっくりなのでおそらく中身は同じメーカーが作っていると思われます(OEM)。
次におすすめなのが中国メーカーのRoborockです。
こちらは最近Softbankと提携して日本でも扱うようになったメーカーです。
そして実はXiaomiのロボット掃除機はこのメーカーが作っています(OEM)
つまり上で紹介したAnkerの全部入り掃除機もこのメーカーが作ってる可能性が非常に高いです。
OEMも含めるとRoborock社製のロボット掃除機は2019年時点で世界で一番売れている掃除機となっています。
ほとんど性能や中身は変わらないと思うので個人的にはこれを買うならeufy(Anker)の方で良いと思いますが、アプリのサポートの長さ等考慮してオリジナルが良いという方はこちらも検討する価値はあるかもしれません。
こちらは水拭き機能が省略されていますが、マッピング式で価格も安めです。
評判もとても良いので、水拭きに興味の無い方はこちらもアリかなと。
ちょっと確実かはわからないのですが、内蔵電池がリチウムイオンではなくニッケル水素という話がチラホラあるので電池の寿命が他のマッピング機種に比べて若干不安要素です。
まとめ
ロボット掃除機の種類とおすすめを紹介しました。
ワンルームなど部屋数が少なければランダム型・ファミリータイプなど部屋数が多ければマッピング型がおすすめです。
副次的ですが、ロボット掃除機を使用するために床をつねに綺麗にしようという意識が働くので部屋自体が綺麗になります。
逆に言えば、床にものをたくさん置きたい・片付けたくない人には向いていません。
コード類も引っかからないようにちょっとした工夫が必要になります。
マッピング式の場合は特定の場所に入らないように設定して、そこにコード類や一時的な荷物置き場にする等の運用ができます。
そういった多少の工夫は必要ですが、本当に便利なのでぜひ一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。